『猟奇的な彼女』(りょうきてきなかのじょ)は2001年の韓国映画。「猟奇的」な彼女とそれに翻弄される男子学生の恋愛を描いたロマンティック・コメディ。
大韓民国ではこの映画の公開以降「猟奇的」という言葉が流行し、「かわいらしい」や「いたずらじみた」「Sassy」などといった意味に取られる。
日本では2003年1月に公開。映画の爆発的ヒットこそならなかったものの(劇場館数が少なかったせいもあるが)、公開終了後も口コミ・雑誌などで評判が広がり続け、DVD・ビデオレンタルでは2004年末ごろまでランキング上位に粘り強く残った。
徴兵から復帰したキョヌはナンパ大学生。ひょんなことから出会った「彼女」は最強だった。老人に席を譲らなければどつき、援助交際らしきカップルに文句をつける。口ぐせは「ぶっ殺されたい?」。キョヌは彼女に振り回されてどつかれて、体はいつも傷だらけ。でもキョヌは彼女の奥に潜む大きな悲しみを知っている。そして本当は可愛いらしい彼女のことも。